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在林館

「ありりんかん」と読みます。世田谷区羽根木の個人住宅を改装して、2013年1月26日にオープンした小さなギャラリーです。館長は、在塚礼子さん。

智書房

写真家・三沢博昭撮影『大いなる遺産 長崎の教会』の発行元出版社。「近代和風建築 智頭の石谷邸」の絵はがき集なども発行しています。私たちの伝建地区の写真データの蓄積は、三沢博昭さんの撮影から始まったものです。

Komachi memo2

今ではバーダーになっているライフフィールド研究所/真鍋弘氏のサイトです。東京から少し距離をおいて、マイペースに過ごす様子が香ってきます。

建設産業図書館

建設産業史 の研究者・菊岡倶也さんが設立に尽力し、かつて館長を務めた一般公開の図書館です。築地市場前の新大橋通りを汐留方面に向かったところにあります。その名の通り、建築、土木関係の図書・雑誌・報告書から古地図など、他にはない資料が揃う図書館です。
 私が今までつくった本や関係した報告書(それも建築学会図書館以外ではほとんど目にすることができないような)でも結構揃っていてうれしくなってしまいました。
 菊岡さんとは、たまにお会いすると情報交換していましたが、2006年に亡くなられました。

瞬報社写真印刷株式会社

山口県下関市長府に本社のある印刷会社です。1882年(明治15年)当時下関にあった米穀取引所の相場を速報する日刊紙の発行のため活版印刷業を開設したのが始まりとのことです。社名もここからきています。
 ちなみに、長府は長府毛利家の城下町として栄えたところで、いまも美しい町並みが一部残っています。

中国地方ではリーダー的印刷会社で、東京や九州にも支社があります。地方の基盤のしっかりした印刷所には早くから合理化やハイテク化に取り組んでいるところがありますが、ここも技術的に進んでおり、普及が進んでいった頃のDTPのことを学ばせていただきました。
 1995年からお付き合いがはじまり、その後、自分で印刷所を指定できるときは、小物からそれなりの規模の仕事までほとんどお願いしていました。担当営業マンとは今でもお付き合いが続いています。

谷根千ネット

文京区、台東区近辺に居を転々としていたので、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を発行する谷根千工房の三人とは、1984年の創刊時頃、法政大学の陣内秀信さんのアドバイスで発足した「谷中・根津・千駄木の生活を記録する会」に参加したのが出会いでした。年に何度かテーマを立てた「まち歩き」に参加していました。

1995年には、住まい学大系の一冊として、『新編・谷根千路地事典』という本も一緒につくりました。
 あるとき雑談の中から軽い調子でサイト開設を勧めたことがありました。それが現実化しそうになった頃、当時地元移住してきたWebに詳しい熱心な若者がおり、その方の協力でHPが開設されたと記憶しています(「谷根千年表」によれば2000年)。
 『谷根千』は、2009年8月、94号をもって終刊しましたが、Webサイトはその後ますますパワーアップしながら継続しているようです。